フィットネス人口の増加で人気上昇中!ジム開業で失敗しないコツや基本情報を紹介

このサイトでは、ジムを開業したいと考えている方のために情報を発信しています。
開業するには様々な問題を乗り越えなければなりません。
知識がなくても大丈夫です!難しい問題点をわかりやすく説明した上で、解決策まで準備してあります。
地域住民とって憩いの場とするためには、特に騒音問題については念入りに準備しなければなりません。
特に最近の流行である、24時間いつでも気軽に利用できるようにするには配慮が大切です。

フィットネス人口の増加で人気上昇中!ジム開業で失敗しないコツや基本情報を紹介

コロナ禍で巣ごもりが増えている近年では、運動不足が深刻化しています。
しかし、ジムに通うのは敷居が高くて通いづらいという気持ちもあると思うので、フィットネス業界全体の景気が下降気味です。
そんな状況を打ち破るかのように誕生したのが、パーソナルジムや24時間ジムです。
気軽に通えるという点を重視した仕組みは、現代の感覚にマッチしており、起死回生の一手となっております。
またネットの普及によりフィットネスの基本情報の入手や、オンラインでのフィットネスなど家にいながらできる運動も多くなってきているので、近い将来フィットネスの意義が大きく変わるのかもしれません。

ジムを開業する時は商圏の把握がかなり重要

コロナ禍も落ち着き、日常生活も少しずつですがコロナ前にもどりつつあります。
もともと日本人は平均寿命も長く、健康志向が高いと言われています。
そのため、密になりがちだったジムにも人が戻ってきているようですし、コンセプトなどを明確にした小規模な施設の開業も増えていると聞きます。
もし、ジムの開業を目指すのであれば、施設の立地条件や商圏の把握もとても重要となりますので考えてみましょう。
例えば、駅ビルなどにテナントとして開業するのであれば、通勤・通学のサラリーマンやOL、学生をターゲットとした料金プランやプログラムを充実させると会員獲得に繋がると思います。
ウエア等のレンタルを充実すれば、会社や学校帰りに手ぶらで通いやすくなります。
住宅街が近い郊外に開業するのであれば、家族向けやキッズスクール、日中の主婦層が対象となりますので、割引体系やコースメニューなども違ったものになります。
施設を毎日通る人、近くに住んでいる人などをイメージしてニーズに見合った施設の開業を目指しましょう。

ジム開業はコンセプトを明確にしておく必要がある

ジムに通う人には様々な目的があります。
たくさんの人に来てもらうためには、ジム側がコンセプトを明確にしておかなくてはなりません。
たとえば、ダイエットやボディメイクを目的とした女性が多く通うジムとスポーツマンが筋肉増強のために通うジムでは、マシンの種類やプログラムなどが違ってきますよね。
開業する前に、どんな人に通ってもらいたいのか、どのような目的で来てもらえれば満足してもらえるのかというコンセプトを明確にしておく必要があります。
そうすれば開業準備にかかわる、マシンの導入や室内の雰囲気などもスムーズに決めることができます。
また、ターゲットが明確であれば宣伝もしやすくなります。
お客様にとっても自分のニーズに合うかどうかを事前に把握することができるため、体験や会員登録後も積極的に利用してもらいやすくなります。
このように、開業の前にどのような目的でどのようなマシン、エリアを設置するのかを明確にすることは、オーナーにもお客様にも大切なことなのです。

ジム開業に必要な予算は事前に計算しておくのがおすすめ

ジムの開業には、テナント料はもちろんのこと、設備の導入費用や開業するまでに行うスタッフの研修費用、光熱費等、様々な費用が発生します。
しかし、新規のジムは知名度も低いことが予想されるので、どれくらいの入会があるのか、予測するのが難しいと考えられます。
新規の入会を狙うには、初月無料やグッズのプレゼントなど、キャンペーンを販促することが有効です。
このように施設利用料(収入)が発生する前に、費用(支出)が多くなってしまします。
その間の資金繰りをどのように行うのか検討する上でも、事前に予算を計算しておくのは大切です。
また計算しておくことで、思わぬ支出を未然に防ぐことができます。
予算を組むという事は、見積りや計画をする必要があります。
その際に費用の支出のイメージを具体的にすることができるので、計画段階での対策が可能となり、スムーズなジム運営の準備を行うことができるので、開業する際は早めの計算をお勧めします。

ジム開業に向いているテナントの探し方とは?

ジムを開業する際に一番重要となってくるのは「場所」になります。
ジムに通うことに億劫になってしまうと、すぐに退会してしまいます。
運営において、特に重視するべきは在籍会員数を増やすことです。
その目的を達成するには適切なテナント探しをしなければいけません。
例えばショッピングモールにジムを開業する場合、買い物客がメインの利用層になると思われます。
特に平日の昼間に時間のある主婦やご老人がターゲット層になるため、比較的優しい強度で設備を整える必要が出てきます。
では駅前に開業した場合を考えてみましょう。
駅から近いという利便性から、仕事終わりのサラリーマンや電車で通いやすいので、比較的若めの世代をターゲット層として狙うことができます。
そうなるとジムの仕様は、営業時間を長めに設定し、強度も高めの設備を整える必要があるでしょう。
このように自分の理想と照らし合わせながらターゲット層を選択すると、答えが見つかりやすくなります。

本格的なジムを経営するならウエイトとダンベルは多い方が良い

一昔前は日本では筋力トレーニングをする人は一部に限られていましたが、現在では健康などを目的にしてトレーニングをするような人も増えています。自宅で鍛えていた人も効率的に筋肥大をするためにジムを利用するようなケースが多いので、マシンを使用して筋力トレーニングしている人も少なくないです。実際に自分で鍛えているとジムを経営したいと考えることもありますが、そのような場合はダンベルやウエイトなどをたくさん用意しないといけません。自分だけでトレーニングをするのであれば少量だけ用意しておけば問題ありませんが、ジムを経営するのであればお客さんに来てもらわないといけませんから、本格的な内容にするには数十個単位で用意する必要があります。マシンやダンベルが少ないジムは使いにくいので、お客さんを集めるのが難しい可能性が高いです。そのため本格的な環境を実現するためにも初期投資としてダンベルやウエイトマシンを、多めに購入するのが大切になります。

地方でのジム開業と都心でのジム開業の違いとは?

独立する選択肢としてジム経営にのりだす方が増加しています。雇用契約の束縛を受けないで、自主独立して自分の才覚とスキルで経済的自立を図るというのは理想的です。しかし都市部で開業するのか、地方で開業するのかによっても経営にあたって注意するべきポイントはことなります。開業する場所の特性を踏まえて、どのようなスタイルで経営していくのかを事前に明確にしておけば失敗するリスクを低くすることができるはずです。まず都市部でジムを開業する場合、テナント料に代表されるコストが相当かさむことは覚悟しなければなりません。集客のためには交通アクセスが良好なことが条件になりますが、利便性と賃貸料は表裏の関係にあります。どこまで立地で妥協できるのかは、オープン後の集客に直結するだけにシビアに向きあう必要があります。地方でジムを開業する場合、テナント料などのコストは抑えることができますが、インターネットなどを通じてよりも口コミなどの人間関係を基盤にすることが多くなるので、商圏の住民から注目を集める方策を検討しなければなりません。

トレーナーとして独立しやすいのがジム開業のメリット

ノウハウも有る程度は必要になりますが、トレーナーとして独立しやすいと考えるとジム経営はお勧めです。スキルがあればということと、自分がその仕事が好きかというのも重要になってきますが、トレーニングブームになっていることも有りますので考えてみるメリットはあるでしょう。ジム経営は独立しやすいというのも長所です。特にそれを目的としている経営者が体を鍛えることが好きであったり、ジムに通っていた経験があるということですと内情なども分かりますし利用者の立場になって考えていく事が出来るのも強みです。最初はパーソナルジムといった小規模で客単価の高いサービスから始めるというのもありですし、経営方法は多岐にわたりますのでニーズに合わせて選んでいくと良いでしょう。実際に経営をしている方の話を参考にしてみるというのもありですが、サービスの差別化を行うことで集客が期待出来る部分も有りますのでオリジナリティーも重要なポイントです。

パーソナルジム開業までの流れとは?

大きなフィットネスクラブと違い、自分一人でも始められるパーソナルジム。開業にあたっての流れは、まず場所決めからスタートします。自宅マンションの一室を活用すれば、初期費用を抑えることができリスクを取らずに開業できるでしょう。テナントなどを借りるのが一般的な方法ですが、大きなスペースが不要なことから他業種に比べ家賃は抑えやすいです。フランチャイズのジムの傘下になれば、ブランド名で集客ができ、運営のノウハウも教えてもらえます。一方で加盟料やロイヤリティーなどの費用がかかるため、慎重に選ぶことが重要です。開業資金としては、物件の賃料や内装工事費、備品などの購入の費用がかかります。手持ちの資金がない人は、銀行の融資や自治体の補助金制度を使って資金調達をしましょう。物件の契約を行い、開業届を税務署に提出すれば、いつでも集客をし、パーソナルトレーニングの仕事が開始できます。集客が売上を決める重要なポイントのため、開業前に準備を行うことが大切です。

ジム開業は利益率の計算が欠かせない

どの業種でも売り上げを把握することは重視されますが、ジムでは利益率の低下=会員数の減少と直結しているので、注意深く状況を把握しておく必要があります。ジムの収入の大部分は施設利用料が占めます。売店や駐車場等で収入を検討することもできますが、それらはあくまで付加的なものであるので、儲けを期待することはできません。儲けを計算する上では、収入と同様に支出(費用)の面も考えなければいけません。光熱費などの館内維持費や従業員の人件費、筋トレ器具の更新費用等、多岐にわたります。会員数が減少しなければ、月会費性という性質から安定した収入を見込むことができます。そのため利益率を上げるには会員数の増加と費用の削減する必要があります。24時間ジムなどでは、受付業務やセキュリティ等をこなすことのできる設備を導入し、費用の削減を図っています。逆に有人のジムなどでは、新たなキャンペーンの販促などを積極的に行うことで、会員数の増加を目指しています。

著者:柴原定治

筆者プロフィール

北海道江別市生まれ。
ジムを経営しています。
ジムに関するお役立ち情報を書いています。
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